独裁者

地位はしがみつくと人を狂わせる

川越市のおかやす学(岡安学)です。

独裁者が殺戮を実行している中で、このようなブログを書いていることに心が痛みます。

蟷螂(とうろう)の斧(おの)。

どういう意味でしょうか。

カマキリが前あしを上げて、大きな車の進行を止めようとするたとえです。

弱小のものが、自分の力量もわきまえず、強敵に向かうことです。

陰ながら、無事を祈ることしかできません。

専制主義並びに民主主義の区別なく、独裁者は、至る所にいます。

会社、法人、団体、地域、そしてお寺にもいます。

自分の地位が確固たるものになると、かかわりのあるすべてのものを私物化します。

そうして、自分の力で、すべては回っている、と勘違いを起こすのです。

自分の意に沿わない者を徹底的に排除します。

地位は人を作る、ということわざがあります。

それなりの地位に就くと、その地位にふさわしい人間に成長していくということです。

しかし、地位はしがみつくと人を狂わせる、ということは、歴史を語らなくても、身近で嫌というほど起きていることなのではないでしょうか。

今、あなたは、その地位を守るために、さらなる地位を得るために、働いていませんか。

実は、あなたではなく、あなたの地位に、人が頭を下げていることに、気づいていませんか。

そのような人徳がないような生き方をやめてみませんか。

そうして地位を失ったとき、後悔することがないような生き方を、今からでもしてみませんか。

虚しさを感じないためにも。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です