「臨床宗教師」とは、被災地や医療機関、福祉施設等の公共空間で心のケアを提供する宗教者を指します。
2011年の東日本大震災から始まった活動でもあり、布教や伝道を目的とするのではなく、高度な倫理に支えられ、相手の価値観を尊重しながら、宗教者としての経験をいかして、苦悩や悲嘆を抱える方々に寄り添います。
アメリカなどのキリスト教文化圏において、病院などの公共の場で心のケアを提供するために専門実習を受けた宗教者のことを「チャプレン」と言い、臨床宗教師はこの日本版とも言えます
※2018年3月に一般社団法人日本臨床宗教師会による「認定臨床宗教師」の資格制度がスタートしています。